むくみはなぜ起きる?原因と予防法

むくみはなぜ起きる?原因と予防法

むくみが起きる原因

むくみは、細胞と細胞の間の水が増加し、老廃物が溜まった状態を言います。
体中には太い 血管や細い血管が巡っています。通常、血管の中の水分が外に出ようとする力と、血管の中 に水分をとどめようとする力が働いています。
このバランスが崩れ、水分がにじみでてしまうとむくみが起こります。

夕方になると足がむくむといった、部分的なむくみを感じる人は多いと思います。
足は心臓 から一番遠く重力の影響も受けやすいため、血管の水分がしみ出しやいためです。
また、立 ち仕事や長時間同じ姿勢で座っているのも血流が滞りむくみやすくなります。

水分や塩分、アルコールのとりすぎに注意

水分や塩分、アルコールを多くとりすぎてしまうのも、血管の中の水分が増え、外にしみ出 しやすくなるためにむくみを引き起こします。
水分を取りすぎるとむくみますが、少なすぎてもむくみます。
水分が不足すると血行が悪く なり、水が溜まりむくみを引き起こすのです。

その他、生理前や更年期にホルモンのバランスが乱れると、血行が悪くなりむくみやすくな ります。

むくみを予防、改善するにはどうすればいい?

むくんだ場合はマッサージをしたり、足湯や入浴をして温める、長時間同じ姿勢でいる場合は
こまめにストレッチをしたり軽い運動をすることで予防改善に繋がります。

部分的な症状は早期改善すればあまり大きな問題はありません。
むくみが酷く全身に症状が ある場合は内臓全体がむくみ、内臓が上手く機能しなくなり生命にかかわることもありま す。

全身のむくみの原因としては、心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、ホルモン異常、薬の副作用 などがあげられます。
全身にむくみが出た場合は早めに病院を受診する必要があります。